やー! たぬだよー!
たぬはね、たぬって呼ばれてるからたぬきなの。
だからね、たぬきに詳しいってわけではなくて……。
今からたぬきについて勉強していくところなの!
みんなも一緒にたぬきについて学ぼーね!
たぬきの生息地域
どうぶつの森で海外のおともだちがあれはなーに? 言っていたのー!
実はたぬきは海外では、あんまりしられていないんだなも
たぬきはね、結構住んでるところ、少ないの。
日本の他には、中国とかアジアの一部とかが生息地で、
今はもう少し住んでる地域が広がっていってるみたいなの。
欧米の民には、親しみのない生き物みたい。
たぬきの見ため
体は大体50〜70cmくらい、尻尾は12〜25cmくらい。しっぽ長いねぇ!
しっぽが長くて、大きいたぬきはかっこいいのー!
重さは3キロ〜7キロくらいかなぁ。
ずんぐりむっくりな子もいれば、ほそほそな子もいるねぇ。
色はこげ茶が多いけれど、灰色になったり、白っぽいたぬきもいるみたい。
たぬきの子どもはこげ茶で、大人になるにつれて、はいいろっぽくなるのー!
たぬたぬらんどの支配人 たぬはこげ茶のたぬき。
たぬたぬらんどの副支配人 ちゅぎは白っぽいたぬき。
そうおぼえてもろたら、うれしいのー!
こげ茶の子も白い子も、たぬきはもふもふでかわいいのー!
たぬきの生態
たぬきは 夜行性! たぶん。
たぬ たぬばぁばじぃじのお家とか畑でよくみたのー!
夜に縁側で眺めてるとよくみたのー!
でもたぬきは、猿がくると逃げてたの。
猿はね、怖いの。声も怖いし、足も早いの。
猿、畑、ぐちゃぐちゃ……うっ、うっ。
こわかたな。ばぁば、じぃじの家は猿とネズミ、あとは……虫。
虫はおおきかたな……。いかん、話がそれたの。
たぬきは木登りが得意なの! ずんぐりな子でも
スイスイ、木に登っていくの! 本当にスイスイって登っちゃうからね。
猿はどちゃどちゃってしながら木に登るけど、たぬきはスススッて
お上品に登っていくのー!すすすっ、とととっ! タンっ! あら、もう登っちゃったの? おもた。
たぬきは木登りが得意なのー!
擬音が多いの……。
はわっ、表現力がたりてねーの。精進しますの。
たぬきの出る作品
たぬきは、日本の文化に馴染みが深いの!
戦国時代の武将 イエヤス・トクガワはたぬきって呼ばれていたの。
260余年続いた江戸幕府を開いた人なの。
きっとたぬきみたいに、ずんぐりむっくりだったんだろうね。
日本の映画にスタジオジブリの『平成狸合戦ぽんぽこ』ってあるの。ぽんぽこ。面白いの……ぽんぽこ。
信楽焼のたぬきさんが、思わず頭に浮かんじゃう題名なの。
でもプロデューサーの鈴木 敏夫が書かれた『仕事道楽 スタジオジブリの現場』によると
反発もあったみたいなの。
このタイトルは、宮さんが最初から最後まで反対しましたね。
宮さん(宮崎 駿監督のこと)は根がまじめですから、なんでジブリでそんなタイトルの映画を作らなきゃいけないんだ、とずっと言っていた。
(かっこは筆者追記)
鈴木 敏夫著 『仕事道楽 スタジオジブリの現場』岩波新書.2008.114頁
この作品はたぬきと人間の温度差っていうのかな。たぬきと人間の真剣さの度合いが面白いの。
興味がある方はぜひ観てみてねなの。
『平成狸合戦ぽんぽこ』映画のキャッチコピーは『タヌキだってがんばってるんだよオ』。